Dockerが使える状態なら、すぐにRStudioを使い始められます。
rocker/rstudio
のOverviewに載っている例。
rocker/r-verはRのバージョンに合った固定されたバージョンのパッケージをインストールします。
試しに以下のようなコマンドでrocker/r-ver:4.0.0
(R 4.0.0で固定)上にdplyrパッケージをインストールしてみましょう。
以下のようにインストールが進行します。
trying URL 'https://packagemanager.rstudio.com/cran/__linux__/focal/291/src/contrib/dplyr_1.0.0.tar.gz'
dplyr1.0.0がインストールされているのが分かります。
次に、rocker/r-ver:4.0.4
上にdplyrパッケージをインストールしてみましょう。
trying URL 'https://packagemanager.rstudio.com/cran/__linux__/focal/2021-03-30/src/contrib/dplyr_1.0.5.tar.gz'
今度はdplyr1.0.5がインストールされました。
このように、インストールされているRにあったバージョンのライブラリをインストールするように設定されています。
毎日CRANのスナップショットを保存しそれを提供している、RStudio Package Managerにより実現されています。
毎日のコピーを保存しているなんてすごい!
-v
オプション等で永続化してやる必要があります。rocker/rstudio
のOverviewに載っている例。
~/.config/rstudio
に保管されます(※1.4以降)。文字化けで辛くなったとき、
環境設定に疲れたとき、
Linux版のRを試したくなったとき、
もしくは文字化けで辛くなったとき、
Dockerのことを思い出して下さい。