R-universe
R-multiverse
2024-10-19 第115回R勉強会@東京
@eitsupi
豊富なパッケージのインストールしやすさはRの魅力の一つ
今日はR-universeとR-multiverse(2024年~)を紹介!
install.packages()
関数から呼ばれている関数の中を見てみよう!
available.packages()
contrib.url()
src/contrib/
, bin/windows/contrib/
, …:/PACKAGES
: パッケージの情報の記載されたファイル
https://cran.r-project.org/src/ を開くと、
Apache Serverによりディレクトリ構造を確認できます。
簡単にリポジトリを作成できるよう補助してくれる
Rパッケージが存在
GitHubアカウントだけあれば使える、
自動化されたRパッケージリポジトリ生成プラットフォーム
<ユーザー名>.r-universe.dev
という名前のpackages.json
という上記手順を行うと1、GitHub Actionsによりパッケージがビルドされ
R-universe上にそのユーザー名を冠したリポジトリを生成
CRAN | R-universe | |
---|---|---|
動作チェック | 厳しい | 緩い |
逆依存関係テスト | あり | なし |
人力チェック | あり | なし |
メンテナの存在確認 | 厳しい | 緩い |
過去バージョンアーカイブ | あり | なし2 |
ビルドツール | 古い・乏しい | 最新・豊富 |
リリース頻度 | 12回/年 | 1回/時間 |
CRANはユーザーに優しく、開発者には厳しい3。
R-universeは開発者には優しいが、ユーザーが使用するときは不安。
実際、CRANにリリースできないパッケージでも
R-universeならリリースできている。
A community-curated package repository system, powered by R-universe
polars
パッケージは推奨インストール方法に採用
CRAN、R-universe、R-multiverseの違いを理解して
快適なRパッケージ生活を!
Enjoy!
#Tokyo.R
R-universe上のパッケージはGitリポジトリのコミットに紐付いているため、Gitリポジトリが部分的にアーカイブの機能を果たしている。
個人の意見です。
renv
を使えば可能。R-universe上のパッケージの元になったGitリポジトリのコミットを記録しそのコミットからパッケージをインストールする機能があるため。 https://ropensci.org/blog/2022/01/06/runiverse-renv/