Rパッケージの
ドキュメントを読もう!
2024-04-20 第112回R勉強会@東京
@eitsupi
Before asking others for help, it’s generally a good idea for you to try to help yourself.
R公式サイトに“Getting Help with R”というページがあり、後述のhelp()関数の使い方やウェブ上の検索エンジンの紹介があります。
help関数など(CRANからインストールした)Rパッケージには
ドキュメントが付属していて、help()関数や?演算子で
インストール済のドキュメントを呼び出せます。
help.search()関数や??演算子で
ドキュメント全体を検索することもできます。
RSiteSearch()でも呼び出されるhttps://search.r-project.org/というページがあり、関数名などで検索するとCRAN上のパッケージのドキュメントが引っかかります。
pkgdownは一番広く使われているRパッケージ用のウェブサイトを作成するためのパッケージです。
↑のように各Rパッケージに設定できるURLの1つ目としてpkgdown製ウェブサイトが設定されていることが多いです。
pkgdownで作られた関数のドキュメントでは例の実行結果も同時に表示されていて分かりやすいです。
また、pkgdown上のRコードブロック内では、それぞれの関数がリンクになる(下の画像のselect)ので、例の中の知らない関数についてもすぐに調べられます。
CRAN上やBioconductor上のパッケージのドキュメントを独自に保持しているサイトです(あんまり詳しくないです……)。
pkgdown製のウェブサイトを持たないパッケージの関数に対して、pkgdown(正確にはdownlit)が自動リンク先として使用するウェブサイトで、関数名で検索したり関数のソースコードを見たりできます。
DataCamp社の運営している、Rdrr.ioと似たサイトです。Google等で関数を検索すると上位に出てくることが多いです。
Rdrr.ioと比較して
baseパッケージのようなR本体に付属しているパッケージのバージョンは3.6.2(2019年12月リリース)簡単に調べるには良いのですが最新の情報については別の場所で確認する必要があると感じています。
CRAN上のパッケージをすべて(非公式に)ミラーしているGitHub組織です。
ドキュメントというよりはソースコードですが、GitHubアカウントにログインしていればGitHubの高性能な検索機能でCRAN上のRパッケージを横断検索できるので便利です。
CRAN上のすべてのパッケージを含む大量のパッケージのドキュメントを独自にレンダリングして保持しています。
ドキュメントはシンプル目ですがCRANよりちょっと豪華な表示。
エクスポートされている関数名で検索することもできたり、総合力が高いです(?)。
Enjoy!
#Tokyo.R